胸痛を感じると、「もしかして心臓に問題があるのかな…?」と不安になる方も多いと思います。確かに胸の痛みは心臓が原因のこともありますが、実は外来で受診する胸痛の半分以上は心臓が原因ではないケースがほとんどです。
例えば、胃食道逆流症などの消化器のトラブルが原因だったり、筋肉や骨が関係している場合もよくあります。動かすと痛む、姿勢を変えると痛む、触ると痛むといった症状は、筋肉や骨の問題が疑われます。また、咳や痰が出たり、呼吸するたびに痛みが強くなる場合は肺炎や胸膜炎(肺を包む膜の炎症)、気胸(肺がしぼむ病気)などの可能性があります。精神的な原因で胸痛が起こるケースもあり、心臓神経症やパニック障害が関わっていることもあります。
●消化器のトラブル(胃食道逆流症など)
●筋肉や骨(筋骨格系)の問題
└体を動かすと痛い
└姿勢を変えると痛い
└胸を押すと痛い
●呼吸器の疾患(肺炎や胸膜炎、気胸など)
└咳や痰を伴う
└呼吸時に痛みが増す
●精神的な要因(心臓神経症、パニック障害など)
胸痛の中でも、循環器疾患が原因の場合は注意が必要です。狭心症や心筋梗塞は代表的な疾患です。
狭心症では、胸が締めつけられるような痛みや圧迫感を感じることがあり、痛みが背中、肩、奥歯に広がることもあります。階段を上がったり、急いで歩いたりしたときに痛みが出て、少し休むと改善するのが特徴です。
これは、冠動脈が動脈硬化で狭くなり、血流が不足しているサインです。循環器内科での検査が必要です。
胸の痛みが現れたとき、特に次のような症状があれば、早急な受診をおすすめします。
このような場合は不安定狭心症の可能性があり、心筋梗塞に進行する危険があります。冠動脈が血栓で詰まりかけているかもしれません。
●急性心筋梗塞
●狭心症
● 急性心膜炎・心筋炎
●急性大動脈解
●肺動脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)
●気胸
●消化器の病気
●肋骨骨折
●消化器の病気
●帯状疱疹
胸痛の原因を特定するために、以下のような検査を行います。
胸痛はその原因によって対処法が異なります。特に、強い痛みや長時間続く痛み、呼吸困難を伴う痛みを感じた場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。早めの対応が、健康と命を守ります。
東広島市で循環器内科をお探しの方は佐々木医院へご来院ください。
喘息発作時には短時間作用型β2刺激薬という、即効性のある気管支拡張薬を使用します。短時間作用型β2刺激薬を用いても症状が改善しない場合は、飲み薬のステロイドを数日だけ使用します(飲み薬のステロイドをあらかじめ準備しておくかは、かかりつけ医との相談になります)。これらの薬を用いても発作が収まらないときは、病院を受診しステロイドの点滴治療などを受ける必要があります。